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「HP Software Discover Performance」日本語版

【開催報告】運用+開発で高度化するIT管理

去る3月4日、シャングリ・ラ ホテル東京(東京駅隣接)において『運用・開発の自動化+連携で実現する次世代ITオペレーションとは』を満員盛況の中開催いたしました。クラウド、モバイル、ビッグデータ、あるいはソーシャルなど、新たなITの流れと結びつきが近い将来IT管理に迫る変化や負担に対し、それをどのようにとらえ、取り組むべきかを外部の専門アナリストや事例講演を交えながらHPソフトウェアとしての処方箋を来場者の皆様と共有することができました。

ソリューションセミナーとしてIT管理における価値の連鎖を提示

本セミナーはHPソフトウェアとしては久しぶりのソリューションセミナーとして、開発、運用、そしてその両方をたばねるITの上位層の方々を対象として実施させていただき、当日は160名を超えるお客様にご来場いただきました。

「ITオペレーション2014:戦略的サービス・デリバリへ転換せよ」

まず基調講演にガートナー ジャパンのITインフラストラクチャ 主席アナリスト長嶋 裕里香氏を迎え、ITで、「力の結節=Nexus」により今後起こりうる変化への警鐘と、「I」と「T」のプロフェッショナルたるITオペレーションにおける備えについて、世界のCIOトレンド、テクノロジートレンド、そして組織のあるべき姿などに対し、非常に示唆に富んだ提言をいただきました。特に、DevOpsに関する現状と動向、また、ITのサービスデリバリにおいてプロセスの観点から自動化を推進すべきである、ITサービスの運用はビジネスの視点でメリハリをつけて提供すべきである、と「IT運用がサービスデリバリの戦略的な部隊」となるためにとるべき考え方を示しました。

『ITオペレーションのあるべき「高度化」とは何か? 成功に向けた自動化 & 連携の現実解』

日本ヒューレット・パッカードのセッションでは、まずプリセールスコンサルタントの藤井が登壇し、ガートナー長嶋氏が述べた「Nexus」、すなわちHPが昨年来お伝えしている「New Style of IT」を活用していく状況に対しITは各部門が生み出す価値を高め、部門間のつながりを強め、最終的にはIT全体をエンドツーエンドの価値連鎖で顧客価値を最大化することでブレークスルーを実現できる、と述べ、その「価値連鎖」について解説しました。これはIT管理において、各セクション、各部分での役割を整理しITVC=ITバリューチェーンとして定義したもので、(「サービス指向のITバリューチェーン」)IT企画、サービス構築、サービス提供というそれぞれの立場で「Plan」「Build」「Deliver」「Run」という四つのパートにおいてそれぞれの役割を、リファレンス・アーキテクチャを踏まえたうえで実装して行くことで新しいITの活用に備えた破綻しないIT管理を実現できることを示しました。(「最適なITオペレーションの姿」)



続いて同じくプリセールスコンサルタント 佐々木が登壇し、藤井が述べたITVCの中の「Run」=「検知から回復まで」の運用プロセスについて具体的かつ詳細にどのようなリファレンスアーキテクチャから各機能単位であるHPソフトウェアの製品レベルに展開されていくのかを示しました。これら製品群は今すぐ使える状態=つながる状態で提供されており、HPソフトウェアは、こうした連携が可能になるよう、買収製品を含め長い時間をかけてその接続性を改良してきており、つながることによる価値を高めるために、これらがさらにスムースに実現できるよう改良を続けています。


「情報システム部門におけるIT運用の自動化 ~プライベートクラウドの運用負荷を低減した導入のポイント~」

後半は事例セッションで、まずエンドユーザー様の事例として清水建設株式会社の仲田 貢志様がHP Operations Orchestrationによる自動化の実現を、そのツールの選定のみならず、来場者の方々が今後運用自動化導入に踏み出される際に非常に重要なポイントとなる標準化や手順書の整理、要件の整理といったベンダー選定の勘所を含め解説。自動化ツール自体の適用がクラウドの提供にかかわる作業工数低減やコスト削減になるだけでなく、より重要な作業に専念できることや現場のモチベーションを高めるといった効果にも言及されました。


「DevOpsで品質を維持しながらリリースを加速」帳票No.1 SVFシリーズのテスト自動化・テスト環境自動構築の取組み

最後に、帳票パッケージソフトウェアとしては日本一のシェアを誇るウィングアーク1st株式会社の加藤 大受様が、同社のアプリケーション開発におけるテスト環境の構築に自動化技術を適用してテストの自動化までを実現しようという試みを現在進行形で解説しました。同社の大手ユーザーが帳票を出力する巨大な環境にできるだけ近い環境でテストを行う必要性と難しさを乗り越えるためにHP Operations OrchestrationとHP Server Automationを活用し、最終的にはHP ALMや HP Unified Functional Testingと組み合わせて自動テストを今まさに実現しようとしており、今後多くのお客様が実践に踏み出していくであろうDevOpsのさきがけとして貴重な発表でした。