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「HP Software Discover Performance」日本語版

【特集1】運用自動化で運用スタイルが変わる!

HP Discover Performance 9月号では、パートナー企業であるCTCシステムサービス(CTCS)  様からのご提供記事を2回にわたって掲載させていただきます。


ITの進展とともにコンシューマ向けのビジネスは大きく変化をしてきました。対面で行っていた商売が、Webシステムの進化とともに、インターネット上で売買できるようになったり、Mobile端末を利用して、営業活動ができるようになりました。明らかに商売のスタイルが変わってきたのです。そのスタイルは、データが直ちにITシステム上に反映され、受発注やマーチャンダイジング、データ分析や各種速報に活かされる様に、経営ツールの進化とビジネスのスピードの向上にも大きく貢献しました。

このようにITシステムによって、コンシューマ向けビジネスの世界は大きく変わりましたが、それを支えるITシステムの運営はどう変わったのでしょうか。

ITシステムの変化と自動化への期待

一番大きな変化としては、クラウドの進展だと言えます。

ご存じの通り、「所有」から「利用」への変化です。これは、ITシステムの拡張が今までよりも短時間で済むことがメリットの一つであり、コンシューマ向けビジネスのスピードが加速する現在においては、必然であったとも言えます。ところが、それを支えるITシステム運用はどうなっているのでしょうか。

増え続けるシステム、増え続けるアラート、サイロ化する技術など、ITシステム運用は日々高度化、専門化、複雑化、煩雑化しています。このような状況下において、重要な戦略ツールであるITシステムへ投資を継続するために、多くの場合はITシステム運用部門にコスト削減が求められています。

そこで、一つの手段として「自動化」に脚光があたるようになりました。しかし、「自動化」は、今に始まったことではありません。バッチ処理の自動化や監視自動化など、以前から「自動化」は行われてきました。もちろんそれだけではなく、ITシステム運用現場においても「運用改善」の一つとして、VBAやシェルスクリプトによって行われてもいます。

では、これから考えるべき「自動化」とは何なのでしょうか。

今、求められる運用自動化とは

RBA(RunBookAutomation)が、これから考えるべき「自動化」の中核を担うと考えています。

今まで人が行ってきた定型化された(手順の決まった)「運用手順書」に基づく作業を自動化する技術のことです。まさに人手のかかるITシステム運用に大きく影響をもたらすものとなります。但し、効果的にRBAを導入するためには、「何に使うのか」「どのように使いこなすのか」「どのように管理するのか」を考えなければなりません。

導入前に、想定効果や最適な導入方法をアセスメントすることも大切ですが、一方でスモールスタートも一つの方法として考えることも可能です。また、導入にあたっては、知見のあるベンダと共同で行うことによって、導入期間の短縮が可能となり、コスト換算すれば大きな費用対効果になります。更には、システム運用部門内の教育や採用のリスクも軽減でき、その効果の範囲は幅広いものとなります。

自動化導入事例としては、「プライベートクラウドのプロビジョニングを自動化することから始めたい」と、自動化対象が明確になっているお客様の場合、スモールスタートで適用を開始しました。その結果、依頼の受付から仮想マシン引き渡しまでの時間が1/3に短縮されただけではなく、自動化することによって、今まで並行で行っていた作業に集中できるようになり、結果的に、品質面での効果が予想以上に大きかったと評価を頂きました。 コスト削減第一にするのではなく、効率化と品質向上が目的であり、その期待に対して効果を発揮した例となります。

他の事例では、RBAを維持管理する上で、標準となる管理方法やフロー作成方法を実装ガイドラインとして確立したことで、自動化と標準化を達成したお客様もいらっしゃいます。このガイドラインを基準に開発段階から運用が参入すれば、DevOpsが自動化を前提としたものとなり、今後のITシステム運用負荷の増大が抑止され、将来的にコストの削減がなされます。

このように運用のスタイルは、RBAを中核として変えて行くことが出来ます。 これからはITシステムだけではなく、ITシステム「運用」にもスタイルを変えるための投資を考えて行くべき時代となったのでしょう。

運用自動化に向けたCTCシステムサービスの取組み

CTCシステムサービスではお客様の運用自動化を支援するため、HP Operations Orchestrationを活用した運用自動化ソリューション「OpeNext(オペネクスト)」を提供しています。次回(10月号)では、OpeNextによる運用自動化への取組みと活用範囲を紹介いたします。

運用自動化ソリューション「OpeNext」の詳細はこちら  をご参照ください。


(以上、CTCシステムサービス株式会社)