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「HP Software Discover Performance」日本語版

HPはアジャイルの夢を見るか? (2) 先取り!HP Agile Manager 誌上プレビュー

HP はアジャイルの夢をみるか?(2)
「もういくつ寝ると…Agile Manager」

日本ヒューレット・パッカード株式会社
HPソフトウェア事業統括
シニアコンサルタント 藤井 智弘

おさらい

前回は、HPとアジャイルとの関わり方についての、ホンのさわりだけご紹介させていただいたが、今回から本論に突入していく。
まずは、簡単におさらいの意味で前回のポイントを以下に挙げておこう。

  • エンタープライズ・アプリケーションでのアジャイル適用には、一般に持たれているアジャイルのイメージとの間に大きなギャップが存在する。
  • HPは、アプリケーションライフサイクル管理ソリューションを展開しているが、そのキーコンセプトは、「自動化のさらなる徹底」と「自由度をスポイルしないガバナンス」である。

まずはフロントエンドから―HP Agile Manager

品質を向上させるための典型的なアプローチとして、以下に掲げるようなステップを踏んでいくのが一般的である(図1)。

図1:テスト自動化からALMへ

図1:テスト自動化からALMへ

Step1: テスト担当者の作業効率を最大化するための自動化
機能テストがその代表的な例。人海戦術の手作業から、徹底した自動化による省力化・短時間化を目指す

Step2: テストそのものの品質を高めるためのテスト管理
“要件ありき”として、テストそのものの妥当性や進捗を管理する、チームによる品質向上活動の管理基盤。テスト資産の管理に加えて、要件とのトレーサビリティ管理等も求められる。

Step3: システムとしての妥当性までを考慮するライフサイクル管理
そもそも要件自体が妥当なのか?というテーマは、品質を左右する最大のポイントである。ここに至り、ビジネス要件からテストまで連なるライフサイクル全体を管理することで、システムの総合的な品質を高めようというアプローチが出来上がる。

弊社の製品ラインナップは、テスト自動化系—品質管理(HP Quality Center)—アプリケーションライフサイクル管理(HP ALM)と、この流れをそのまま反映しているのだ。
アジャイルの導入を検討する際に一番の課題となるのは、前述の“要件ありき“という前提が崩れる、という点だ。要件とはある時点でのスナップショットでしかなく、ビジネスゴールに即した機能を探求しながら開発を進めていくのがアジャイル開発の本質である。
テストの自動化からライフサイクルの管理まで製品機能を拡張してきた弊社が、アジャイル開発チームのために用意した次の一手、それがHP Agile Manager(国内未発表:以下、AGMとする)だ。

そして・・・HP Agile Manager

図2:HP Agile Manager (AGM)

図2:HP Agile Manager (AGM)

AGM(図2)は、すでに海外では昨年からサービスが開始されているアジャイル向けライフサイクル管理サービスだ。特徴を幾つか列挙していこう。

SCRUM向けのSaaSサービス

AGMは、SaaSとして提供されている。SCRUMをベースとしたプロジェクト運営を基 本として、次に挙げるキーとなる機能を提供する。

  • 「テーマ(Thema)」-「ユーザーストーリー(User Story)」-「タスク(Task)」からなる情報管理
  • 「プロダクト(Product)」-「リリース(Release)」-「スプリント(Sprint)」からなるいわゆる“プランニング・オニオン”の実装
  • 「バーンダウン(Burndown)」を始めとする各種レポーティングとダッシュボード機能

ブラウザベースの高い操作性

図3:直観的な操作

図3:直観的な操作

昨今の統合環境(IDE)は、機能が豊富である反面、狭い画面にごちゃごちゃと機能ビューが提示されて、どこから手をつけていいのかわからない、という開発者も少なくない(「『見やすい画面レイアウトを作るためのトレーニング』が必要」って、なにかおかしくない?)。 AGMはSaaS提供なので、クライアント側にはWebブラウザのみあれば良い。しかも、図3に見られるように、用途に応じてタブを切り替えたり、ドラッグ&ドロップで情報を移動させたり、とにかく“直感的に使えて、すぐ始められる”ための工夫が満載である。

・SaaSならではのメリット満載
“アジャイル推進!”と拳を振り上げたはいいが、現場とマネージメントの板挟みで、様子をみつつ慎重に・・・これが、日本の開発組織でのアジャイル推進担当者の実態ではないだろうか?イメージだけが先行する中、十分な体制も組めず、どこまで投資してよいか見通しも付けられない。そんな推進担当者の皆さんにとって、AGMのSaaSは次のようなメリットを提供できる。

  • コストのスケーラビリティ:月額制なので、必要に応じたコスト負担が可能になる。(残念なことに)誰もアジャイルしなければ、一銭も払わない。予想を超えて(喜ばしいことに)アジャイルが広まれば、必要なタイミングで最小限のコスト増加で利用できる。
  • チームのスケーラビリティ:小さく始めて大きく育てるという組織にとって、同じツール基盤の上で、スケーラブルに対応できることはとても重要。これこそSaaSのメリットそのものと言える。もちろん、グローバルで展開するサービスなので、オフショアとの分散アジャイル開発でも、環境構築コストを最低限に抑えてすぐに利用することができる。
  • OSSとの連携で・・・

・・・とここまで書いて、すでに予定の字数をオーバーしていますな。続きは次回にて。




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