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お客様導入事例

鉄道情報システム (JRシステム) が高い可用性と柔軟な拡張性を持ったクラウドサービスの提供を開始

鉄道情報システム株式会社

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JRシステムが、HPのワークショップとコンサルティングを活用し、競争力の高いクラウド基盤を、データセンター事業のコアメニューとして構築

「JRシステムでは、2011年12月に新しいデータセン ターを竣工しました。日本データセンター協会のファシリティ基準で最高レベルのティア4に相当する信頼性の高いセンターです。建設計画と並行して提供すべきデータセンターサービスの検討を進めてきました。お客様の機器やデータ資産を安全・安心にお預かりするとともに、お客様のビジネスを支える高品質で豊富なサービスを提供することを基本方針として掲げました」
鉄道情報システム株式会社
営業推進本部 事業開発推進室 副室長
杵島和則 氏
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
会社概要
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鉄道情報システム株式会社

目的

アプローチ

新たな事業展開としてデータセンターサービスの拡張を指向。高い可用性と柔軟な拡張性を持った高品質なクラウドサービス(プラットフォームサービス)の提供を決断し、競争力の高いサービス基盤・サービスメニューの構築を目指した。
競争優位性を獲得できるサービス基盤とその運用のあり方、サービスメニュー構築等の検討に際し、HPのワークショップとコンサルティングを活用。 戦略立案と社内の合意形成を円滑に進め、迅速なサービス立ち上げを図った。

システムの効果

ビジネスへの効果

検討初期段階の戦略的指針を、ワーク ショップの活用により効果的に推進
コンサルティングを活用し、競争力の高いサービス基盤の設計・構築を短期間で実現
サーバー、ストレージ、ネットワークまでサービス基盤全体の運用自動化が可能に
マルチテナント環境に対する統合的な運用管理基盤を実現
高品質かつ価格競争力のあるクラウド サービスを実現
自社の強みが発揮できるクラウドサービスのメニューを整備
運用自動化により運用コストを抑制

お客様背景

大規模オンラインシステムの開発・運用で培った知識と経験と活かす


鉄道情報システム 営業推進本部 事業開発推進室 副室長 杵島和則氏
鉄道情報システム
営業推進本部
事業開発推進室
副室長
杵島和則氏
鉄道情報システム 営業推進本部 事業開発推進室 主任(技術担当) 加茂宏一氏
鉄道情報システム
営業推進本部
事業開発推進室
主任(技術担当)
加茂宏一氏

鉄道情報システム株式会社(以下、JRシステム)は、JRみどりの窓口の予約販売業務を支える日本最大規模のオンライン・リアルタイム・システムである座席予約・販売システム「MARS(マルス)」の開発と運用を担う企業である。MARSは、JRの旅客事業を支える巨大なサービス基盤であるとともに、公共性が高く国民生活につながりの深い社会インフラとしての使命も帯び、稼働率99.999%という高度安定稼働を実現している。JRシステムでは、これらの開発と運用実績から得た知識と経験を活かし、ネットワークを含むシステムの開発・構築から保守・運用にいたるまで、総合的なソリュー ションサービスを提供している。

「JRシステムでは、2011年12月に新しいデータセン ターを竣工しました。日本データセンター協会のファシリティ基準で最高レベルのティア4に相当する信頼性の高いセンターです。建設計画と並行して提供すべきデータセンターサービスの検討を進めてきました。お客様の機器やデータ資産を安全・安心にお預かりするとともに、お客様のビジネスを支える高品質で豊富なサービスを提供することを基本方針として掲げました」と営業推進本部 事業開発推進室 副室長の杵島和則氏は語る。

大規模システムの運用実績で培った“安全・安心”なサービスとソリューションをお客様に提供する――これが、社員のおよそ9割を技術者が占めるというJRシステムのポリシーである。

「お客様のシステムをお預かりするハウジングサービス、お客様の災害対策や事業継続計画を支える バックアップサービスを提供することは初期の段階で決められました。問題は、まだ黎明期にあった “クラウドサービス”をどのように提供するかでした」と事業開発推進室 主任(営業担当)篠遠光哉氏は当時の様子を述懐する。JRシステムがクラウド サービスの検討を始めたのは2009年。クラウドに対するサービスベンダーの解釈も様々で、その定義は揺れていた。

「JRシステムが提供すべきは“安全・安心なクラウドサービス”である、という大きな指針を最初に確認しました。しかし、安心なクラウドをどう実現するか、競争優位を発揮できるサービスメニューは何か、ということについてプロジェクト内でなかなか明確にできない状態が続きました」(篠遠氏)

「これらの解決に向けたヒントを与えてくれたのがHPです」(杵島氏)

JRシステムは、本プロジェクトにおいてHPが提供する「クラウドワークショップ」と「クラウドコンサルティング」を採用した。



HPのクラウドワークショップとコンサルティング


鉄道情報システム 営業推進本部 事業開発推進室 主任(営業担当) 篠遠光哉氏
鉄道情報システム
営業推進本部
事業開発推進室
主任(営業担当)
篠遠光哉氏
 

HPは、世界86個所にあった自社のデータセンターを6拠点に統合し、世界屈指のプライベートクラウドを構築した経験を持つ。また、数多くのデータセンター事業者やサービスプロバイダーに対してクラウドサービス基盤の構築を支援してきた。HPが提供する「クラウドワークショップ」と「クラウドコンサルティング」には、これら豊富な経験から培ったノウハウが凝縮されている。

「初期に実施したワークショップにおいては、プロ ジェクトメンバー間の認識合わせ、提供すべきクラウド サービスのコンセプト、そのために必要なサービス基盤のあり方、サービスメニュー、収益モデルと投資対効果について包括的に議論することができました」(篠遠氏)

社内メンバーだけで構成されたプロジェクトでは、製品や技術などクラウドの一側面に議論が集中してしまうケースも起こり得る。篠遠氏は「ワークショップでの包括的な議論を経て、サービス開始までのロードマップをプロジェクトの全員で共有できたことに大きな意義がありました」と評価する。

事業開発推進室 主任(技術担当)加茂宏一氏は、「HPのコンサルタントを交えて議論を進めながら、目標と基本方針をメンバー間で確実に共有できました。また、サービス開始までに解決しなければならない課題を具体化できたことも収穫でした」と語る。

このワークショップを経て、以降はロードマップに沿って段階的にコンサルティングが提供された。具体的には、サービスメニューとビジネスモデルの策定支援、そしてクラウドサービス基盤の構築に向けた要件整理と技術支援である。

「サービスメニューの策定については、事業としてお客様から対価をいただくためのノウハウを、HPのコンサルタントが豊富に持っていることを実感しました。たとえば、他社と同じサービスでも、どのようなシステムをどのように運用するかで大きく収益が変わります。中でも重要な示唆は、サービス基盤の“運用の効率化”でした」(加茂氏)

運用の効率化、そのカギを握るのはHPが提供する“自動化テクノロジー”だった。


ソリューション

高度に自動化されたクラウドサービス基盤


日本ヒューレット・パッカード株式会社 テクノロジーコンサル ティング統括本部 コンサルタント 土田隆文氏
日本ヒューレット・
パッカード株式会社
テクノロジーコンサル
ティング統括本部
コンサルタント
土田隆文氏
 

クラウドサービスを支えるインフラストラクチャ構築には、いくつかの選択肢がある。クラウド事業者がどのようなサービスを指向するかによって、インフラ機器の最適構成は大きく変わることになるだろう。

「競合を含む外部環境をウォッチしつつ、クラウドサービスの提供に必要な技術検証を進めていきました。 ちょうど同時期に、自社の情報系システムを統合するプロジェクトが進行しており、仮想化されたサーバーとストレージを統合的に運用可能なプラットフォームを選定していたのです。これが、私たちのサービス基盤のあり方に重要なヒントとなりました」(加茂氏)

加茂氏の言うプラットフォームとは「HP CloudSystem Matrix」。HPが推進する「コンバージド・クラウド戦略」における中核製品である。統合インフラソリューションとして、サーバー、ストレージなどのITリソースを仮想的にプール化し、要求に応じて柔軟かつ迅速に提供することができる。

「HP CloudSystem Matrixは、私たちが指向する“安全・安心なクラウドサービス”に最適であると感じました。システムとしての信頼性を高めるために主要コンポーネントを冗長化できること、サーバーの自動フェイル オーバー機能やストレージのクラスタリング機能など、 サービス停止を起こさない仕組みを実装できることにも着目しました」(加茂氏)

サーバーやストレージ、管理ソフトウェアなどのコン ポーネントが、検証・構成済みの状態で手に入るシンプルさも注目すべき点だ。最小構成からスタートしてビジネスの成長に合わせて拡張できることもメリットになる。

さらに重要なことは、サーバーやストレージ、ネットワークなどの仮想化されたITリソースを、必要なときに必要な分だけ供給できる従量制に加え、優れた運用業務効率にあった。それを支えるのがHP独自の“自動化テクノロジー”である。

「実際に技術検証を進めていく中で、テンプレートを使ったプロビジョニングの威力を目の当たりにしました。非常に簡単な手順で、誰にでもプロビジョニングや構成変更が行えることが確認できたのです」(加茂氏)

HP CloudSystem Matrixでは、メニューを選択するだけで自動的にプロビジョニングが実行される。運用管理者を選ばない、運用が属人化しない、ということはインフラ機器を選定する上で非常に重要なポイントになる。

加茂氏は、「しかも、HP CloudSystem Matrixでは『HPバーチャルコネクト』によってサーバー側のI/Oが仮想化され、物理的な配線を一度行えばサーバーの接続先設定や変更はすべて管理ツール上から行えます」と続ける。

「私たちが提供するクラウドサービスでは、外部接続のためのネットワークサービスをインターネットだけに限定せず、お客様が自由に選定いただけるという特徴があります。この要件に迅速に応えるために、ネット ワークとの接続もメニューを選ぶだけで自動設定される仕組みを構築しました」(加茂氏)

この機能は、最先端のRun Book Automation(RBA:運用自動化)ツール「HP Operations Orchestration」によって実装された。複雑な構成手順を自動処理することにより、ここでも属人化を排除することに成功した。サービス提供のスピード化と運用業務の標準化・効率化を、高い水準で同時に実現している。

「クラウドのサービス価格を下げるには運用コストを下げることが重要、とここまではどのベンダーでも考えることです。HPは、運用コストを下げるには“自動化”が最も有効であることを多くの経験から学びました。そして、“ネットワーク構成を含めた自動化”を実現する具体的なソリューションを持っていることが他社との大きな違いです」と、本プロジェクトでコンサルティングを担当した日本ヒューレット・パッカードの土田隆文氏は語る。

この提案が、JRシステムが提供するクラウドサービスの差別化にも結びついた形だ。

「運用の効率化を徹底的に進めるために、サーバーやストレージのプロビジョニングだけでなく、外部ネットワークとの接続構成までの自動化をアドバイスしてくれたHPコンサルタントの洞察に感心しました」と加茂氏は評価する。

クラウドサービス運用開始までのワークフロー
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効果と今後の展望

クラウドとハウジングの環境を統合的に監視

篠遠氏が「クラウドビジネスの確かな手ごたえを感じている」と語る通り、新機軸を打ち出したJRシステムのデータセンターサービスは順調な滑り出しを見せている。

「私たちのデータセンターサービスの“安全・安心”というコンセプト、それを支えるサービス基盤と運用に対して多くのお客様から理解と共感を示していただきました」(篠遠氏)

“安全・安心”を支えるのは、強固なデータセンターファシリティ、高信頼なサービス基盤、そして24時間365日体制で提供されるシステム監視・障害通知サービスである。

「統合的なシステム管理基盤の重要性をアドバイスしてくれたのも、HPのコンサルタントでした。これにより、複数のベンダー製品が混在するハウジング環境と、クラウドサービス基盤の両方を効率良く管理できています」(加茂氏)

採用されたのは「HP SiteScope software」である。エージェントレスでマルチベンダー環境のサーバー/アプリケーションの監視を行えることが特長だ。さらに、現在導入を進めているサービスデスク製品「HP Service Manager」によるインシデントの集中管理も、運用業務の効率化に大きく貢献していくだろう。

最後に、杵島氏が次のように締めくくった。

「より運用コストの低いクラウドサービス基盤、そして競争力の高いサービスメニュー。これらを高い水準で追求していくことが、クラウドビジネスの成否のカギを握っています。ビジネスの成長に伴いシステムを拡張しても、運用側の体制を大きく増強する必要のない仕組みが構築できたことも私たちにとって大きな収穫でした。今後は、より付加価値の高いサービス、競合差別化となるコンテンツを開発していきたいと思っていますので、HPのコンサルタントには引き続き期待しています」


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ソリューション概略

HPサービス
HP クラウドコンサルティング
HPハードウェア
HP CloudSystem Matrix
HP TippingPoint IPS
HPソフトウェア
HP Operations Orchestration
HP Service Manager
HP SiteScope software
ネットワーク仮想化IRF

会社概要

鉄道情報システム株式会社(略称 JRシステム)
所在地: 東京都渋谷区代々木2丁目2番2号
設立年月日: 昭和61年(1986年)12月9日
事業内容: みどりの窓口をはじめJRグループ関連情報システムおよびその他システムの開発・運営・管理、ITソリューション、情報システムに関するコンサルタント、その他機器の開発・製作・販売など
URL: http://www.jrs.co.jp/このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: ITサービス
サービス: コンサルティング&インテグレーション、HP CloudSystem MatrixHP Operations OrchestrationHP Service ManagerHP SiteScope software
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