HP OpenView ネットワーク ノード マネージャ 7.51 Extended Topology


Extended Topology の概要

HP OpenView Extended Topology (NNM Advanced Edition の一部として利用可能) は NNM を拡張するための製品で、以下の機能があります。

注記: Extended Topology は、Linux 上で実行される NNM 7.51 Starter Edition では利用できません。


Extended Topology のビュー

VLAN ビュー、OSPF ビュー、HSRP ビュー、および IPv6 ビューは Extended Topology の機能です。

VLAN ビューは、Extended Topology を有効にして、はじめて使用できるようになります。

HSRP ビュー、OSPF ビュー、および IPv6 ビューは Advanced Routing Network Node Manager Smart Plug-In 別途ご購入いただいた場合に限り使用できるようになります。 OSPF バックボーンビューは、OSPF データを検出するように Extended Topology を設定して、はじめて使用できるようになります。HSRP ビューは、Extended Topology の設定(setupExtTopo.ovpl)で HSRP を有効にして、はじめて使用できるようになります。 IPv6 についての詳細は、$OV_WWW/htdocs/C/manuals/Using_Extended_Topology.pdf を参照してください。


Extended Topology のトレーニング

hp 教育サービス (hp education) では HP OpenView Network Node Manager Extended Topology のオンラインセミナーを実施しています。 セミナーのお申込み方法は次の URL をご覧ください。 http://education.itresourcecenter.hp.com/


Extended Topology の有効化

Extended Topology を有効にする前に、以下の項目を確認してください。

Extended Topology を有効にするには、Administrator 権限またはスーパーユーザー権限で、以下のコマンドを実行します。

$OV_BIN/setupExtTopo.ovpl

Extended Topology で初めて検出を行う場合を考えて、デフォルトの設定が用意されています。 デフォルト設定のオプションは、以下の URL、または、NNM メニューを使って変更できます。

Extended Topology の検出の設定を変更する場合、または Extended Topology の検出を再起動する場合は、Administrator 権限またはスーパーユーザー権限で、以下のコマンドを実行します。

$OV_BIN/etrestart.ovpl

OSPF ルーティングデバイスを検出して表示する場合は、Advanced Routing NNM Smart Plug-in を別途ご購入いただき、手動で OSPF 検出 プロセスを設定し、起動してください。 検出が完了すると、OSPF ビューにデータが表示されるようになります。

Extended Topology を無効にするには、以下のコマンドを実行します。

$OV_BIN/setupExtTopo.ovpl -disable


Extended Topology ステータスの確認

Extended Topology が初期検出を完了するまでの時間は 15 分〜数時間で、ネットワークの規模によって異なります。

検出プロセスの全般的なステータスは、以下の URL のホームベースを起動し、[検出ステータス] タブで確認します。


OSPF 検出の設定と起動

OSPF は、Advanced Routing Network Node Manager Smart Plug-In を別途ご購入いただいた場合に限り使用できるようになります。

Extended Topology を有効にした後、手動で OSPF 検出を設定し、起動する必要があります。 OSPF 検出によって、OSPF をサポートしているルーティングデバイスの位置が調べられます。 検出できるルーティングデバイスは、OSPF バージョン 2 の MIB (RFC1850 または RFC 1253 のいずれか) をサポートしている必要があります。

Extended Topology の OSPF 検出を設定するには、以下のファイルを編集します。

$OV_CONF/nnmet/Ospf.cfg.

この設定ファイルには、OSPF 検出を設定する方法とその例が含まれています。 HP OpenView ネットワーク ノード マネージャ Extended Topology によるネットワーク管理ガイド』にも、OSPF の設定と検出方法が記載されています。 設定ファイルを編集した後、OSPF 検出コマンドを実行します。 OSPF の検出が完了すると、OSPF ビューに正しいデータが表示されるようになります。 設定ファイルを編集した場合は、そのたびに OSPF 検出コマンドを実行する必要があります。

OSPF 検出を起動するには、以下のコマンドを実行します。

$OV_BIN/ospfdis.ovpl

OSPF の検出がエラーになった場合は、$OV_LOG/ospfdis.err エラーログファイルで詳細を調べてください。

また、以下の文書も参照してください。


syslog モニター機能の設定と起動

syslog モニター機能は UNIX システムでのみご利用いただけます。この機能は、管理ステーションへ syslog メッセージを送信するネットワークデバイスがある場合に役立ちます。

HP-UX システムに NNM syslog 統合機能を設定する前に、以下の 2つの DCE ソフトウェアパッケージをインストールしておく必要があります。

いずれのソフトウェアパッケージも HP-UX Application Software CD-ROM から入手できます。

DCE ソフトウェア swinstall パッケージ名 swlist プロダクト名
DCE RPC DCE-Core.DCE-CORE-RUN DCE/9000 Programming and Administration Tools
DCE-KT-Tools DCE-KT-Tools DCE/9000 Kernel Threads Support

必要な DCE ソフトウェアのインストール手順の詳細は、『NNM Syslog Integration』ホワイトペーパーを参照してください。


IFTypeFilter を使った選択インタフェースのポーリングの無効化

多くの仮想インタフェースをもつルーターがある場合は、IFTypeFilter を使用して、それらの IF タイプに基づいてインタフェースのポーリングを無効にすることを検討すべきです。 典型例はタイプ PPP (23) のインタフェースです。 これらの仮想インタフェースのステータスを監視することに興味がないカスタマもいます。 デフォルトでは、APA はルーター上のすべてのインタフェースを SNMP 経由でポーリングします。 これらの多数(通常 2000 以上)の仮想インタフェースをポーリングする際に、ルーターの CPU 使用率が増加する場合があります。 IFTypeFilter を使うことで、監視したくないインタフェースのポーリングを無効にすることができます。 ただし、このフィルターは、指定したタイプのインタフェースをもつすべてのデバイスに適用されることに注意してください。 特定のノードにのみ適用を限定することはできません。 特定のノードに対してのみポーリングを無効にしたい場合は、ovet_toposet ツールを使用してください。 IFTypeFilter の使用法の詳細は、ユーザーガイドを参照してください。


Web 経由での Device Agent の更新

NNM ET device agent は現在、NNM 製品メディアおよび次のWebサイトで配布されています。

http://www.openview.hp.com/products/nnmet/support/device_support.html?

device agent のWebサイトでは、新規および更新された device agent が定期的に入手可能になります。 それらは NNM 製品の使用許諾の一部としてダウンロードおよびインストールできます。


HA 環境での syslogTrap

高可用性(HA)環境で使用していて、かつ、syslogTrap が使用される場合は、syslogTrap を HA クラスタのすべてのノードにインストールする必要があります。これは、共有ディスクに存在しないファイルを更新する必要があるためです。

さらに、NNM パッケージを停止する際は syslogTrap も停止する必要があります。これを行うために、実行コマンドおよび停止コマンドに以下のコマンドを追加することを推奨します。

実行コマンド:

/opt/OV/bin/OpC/opcagt -start

停止コマンド:

/opt/OV/bin/OpC/opcagt -stop

/opt/OV/bin/OpC/opcagt -kill

opcagt と ovstart/ovstop の実行順序は、どちらが先でもかまいません。


追加情報

以下の資料に、Extended Topology を使うための追加情報が記載されています。